敷地は、東側が一級河川庄内川の河原敷に面しており、沿道の樹木がとても魅力的な風景になるところでした。西側は低層の建物が建ち並ぶ静かな住宅街でした。
建物は鉄筋コンクリート造4階建て+ロフトです。
まず、配置計画は、日当りが非常によい場所でしたので、住戸内の南にリビングを設けて、河川側と住宅街側の1フロア2戸で住戸を配置しました。そして、河川側住戸3,4階には景色とお茶を楽しめるようにリビングサイドにテラスを設けました。また、最上階には、ロフトから出れる屋上テラスを設けたので町を一望しながらお茶を飲むのもいいのではないでしょうか。法規上の話ですが、この建物は、道路斜線では4階の高さまでしか建てられないのですが、天空率を使うことにより構造に負担のない形で4階+ロフトを建てることができました。